January 29, 2006

この星で一番最後のラブストーリーだそうだ

1月28日、この日は私が久々にチェックしてみようと思った映画の公開日。
その映画とは「最終兵器彼女(通称サイカノ)」
元は高橋しんが描いた漫画なのだが
既にアニメ化されるほどの人気作品で今回はその実写版が公開される事となった。

私がこれを知ったのは、漫画を知っていた訳でも
映画に出てるキャストが関係してるわけでもなく
親友のS君がこの漫画をとても気に入っていた事を覚えていた事がきっかけだった。
当時から既にぶっ壊れていた彼の好む漫画という事から
ロクなイメージを抱いてはいなかった。
だが私のイメージは見事に的外れだという事を今朝思い知る事になった・・・

高校在学時から話には聞いていたけれど、それに触れる機会が不思議となかった私は
何となく映画情報のチェックついでにサイカノの事も調べてみたのだが、早くも涙腺崩壊!
漫画で泣かされるのは北斗の拳のレイ死亡イベント以来だった・・・
ノベルス版もあるそうだが、読み終えたら最近涙もろい私は
きっと号泣する事間違いないだろう。

物語としては、北海道の田舎町で暮らす主人公の「シュウジ」と
ヒロインである「ちせ」の残酷で悲しいラブストーリー・・・
ちせは度胸試しとして想いを寄せていたシュウジに告白。
そしてその結果、交際は交換日記から始まった。
ここまではごく普通の青春ラブストーリーでほのぼのとした気分で楽しむ事が出来る。
ところがある日、ショッピングに来ていた札幌市が空襲される事から
物語は一気に姿を変える。

そこでシュウジは、肉体改造をされて「最終兵器」として
敵と戦う
ちせの姿を目撃してしまう。

それからのこの2人に迫り来るのは、大切な人たちの死・迫り来る敵・
そして地球そのものの滅亡

更にはちせ自身が戦えば戦うほど益々兵器として成長し続けていき、
それをシュウジは止めるどころか何もしてやる事は出来ない。
しかしそれでも2人は常に一緒、離れる事は出来ない。
皮肉にもちせが兵器である事を知った事によって2人の絆はどんどん深まっていく。
それでも彼らの幸せは長く続かない。むしろ現実では全ての終わりが近づいていた・・・


確かこんな感じデス。私の最初の予想が違うどころか何もかもが大はずれだった。
S君はこの漫画を読んで、とても感動したと先程教えてくれた。
その意見に今なら私も同意できる。
そして読みもせずにふざけた漫画だと思い込んでいた自分が物凄く恥ずかしい。

まだ漫画は途中までしか読んでいないし、SSも軽くしか読んではいない。
しかしこの時点でも漫画の世界全体がもう既に悲劇の世界だと感じてしまっている。
そんな中を必死に生きてほんの少しでも幸せにすがろうと足掻く
シュウジ達の姿を見ていると、余計に涙を誘う。
そして同時にこの悲劇を作り出した人間そのものに怒りを抱かずにはいられない。


最終的に彼らがどんな人生を歩み、どうなっていくのかは
正直少し予想がつきつつあるけれど久々に何か考えさせられる物語に出会えた事に
私は感謝している。帰ったら漫画好きな下の妹に差し入れでコレを渡してみよう。
まだ大した事は分からないけれど、何だかサイカノに関する意見を
皆から聞いてみたいと思えている自分がここにいる。



Posted by chronoss_shine at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) 特撮・アニメ・マンガ 

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