2006年06月11日

忍風戦隊ハリケンジャーVol.12−最終決戦に向けて−

ここまでは主に御前に関するエピソードを書く事が多かったが
次は最終話直前までのハリケンジャーたちの姿に対してレポを書いてみよう。

3.使命と天空忍者
御前を守りきれなかった事から立ち直る事が出来ないハリケンジャーたちだったが
シュリケンジャーだけは今までと違い、鬼のような勢いと強い意志で
彼らを鍛え上げていた・・・だがまだシュリケンジャーの思いを理解できる
霞兄弟はともかく、鷹介たちはそんなシュリケンジャーの姿に戸惑いつつあった。
だが彼は言う。忍者は生きてこそ忍者であり、決して後ろを向いてはならないと・・・
しかしそんな姿を見てハムちゃんは、1人の忍者の事を思い出していた。
一方ジャカンジャの手に2つのメダルが揃った事で、後はメダルの使用者となるタウやんが
力を使うのに相応しい姿になれれば問題ないとの事で、
サタラクラにエネルギー確保の指令を出す。

御前が死んでもジャカンジャとの戦いが終わる事はないわけで
ジャカンジャの新たなる作戦に、真の怒りをもって戦いに挑むハリケンジャーたち・・・
そしてその場にサンダールが現れてしまった事で、
実は1番怒りを抱いていたシュリケンジャーが単身サンダールに戦いを挑む。
その姿は今まで以上に気迫を感じるものであったのだが
サンダールに致命的ダメージを与えられてしまう・・・
だがそれでも忍者の使命を果たすべく、瀕死の身体でも戦い続ける
シュリケンジャーの姿に感動してしまいましたよホント・・・
それにしてもサタラクラって顔の仮面を外されただけであんなに怒り狂う奴だったんだね。
まぁそんな目に遭ったのもある意味自業自得のような気がすると思うのは私だけ!?
だがそんな怒り狂うサタラクラを止めるべく、もはや戦う力も残っていない
シュリケンジャーはハリケンジャーたちに全てを託し、天空神にて特攻。
サタラクラは天空神と共に爆砕してしまうのだった。

これがハリケン三大悲劇「シュリケンジャー特攻」であるわけだが、
今回になってようやくシュリケンジャーの過去と正体に関する情報を知る事になるわけだが
結局素顔は分からずじまいでしたね・・・

4.暗黒と新世界
シュリケンジャーがその身をもって戦う意味と、道を作り出してくれた事に
応えるべく、ハリケンジャーたちは遂にジャカンジャ要塞センティビートへと乗り込む。
だが時既に遅く、サタラクラが集めたエネルギーによってタウやんは
パワーアップは完了していた。それによりセンティビートは壊滅してしまうが
タウやんは遂に嘆きの弓にて怒りの矢を放ってしまう。
しかしここで意外な出来事が起きる。何とサンダールがタウやんを攻撃!
それによって野望を果たす事無くタウやんは倒されてしまう。
そしてハリケンジャーたちは、ジャカンジャ幹部サンダール・ウェンディーヌ・
フラビージョとの最後の戦いに挑む・・・

まぁ結局ここで遂に因縁の敵レベルまでとなったジャカンジャ唯一のまともな幹部
サンダールとの最終決戦となるのだが、ここでもハリケン三大悲劇が起きてしまう。
(ちなみに残りの女幹部2人は実に面白い事になっていくのだが、
それはまた別の機会に書くとしよう。)
サンダールに大ダメージを与える事は出来たが、彼が巨大化してしまった事によって
今度はロボットバトルの突入。しかし轟雷旋風神の力でもサンダールを倒す事が出来ない・・・
それにしても・・・「見せてもらおうか!地球人のカラクリ忍者の性能とやらを!!」とか
轟雷旋風神の奥義に対して「当たらなければどうという事はない!!!」とか
実にガノタにはたまらないセリフが盛り沢山でしたなぁ・・・(笑)

そして肝心の三大最後にして最大の悲劇とは、「ゴウライジャー、相殺」である。
かつてはジャカンジャと共にアレの出現の為にハリケンジャーと敵対してまで
動いていた事を後悔していたゴウライジャーたちは、単身轟雷神にてサンダールへ突撃。
彼の身動きを取れなくした後、ソードスラッシャーにて自らも一緒に貫き爆砕。

これにはあの七海ちゃんでさえ、叫んでしまった位だ。
これはもう間違いなく七海は一鍬に気があると見て間違いない!
素直に喜びたい所だが、彼らが消えてしまっては何の意味もない。
あぁハリケンジャーよりゴウライジャー気に入ってたのに・・・
しかしあくまでサンダールを倒せただけに過ぎず、アレの出現はまだ続いていた。

Posted by chronoss_shine at 23:57│Comments(0)TrackBack(0) 長澤 奈央 | 特撮・アニメ・マンガ

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