October 30, 2006

死ぬ事への恐怖と失う事の恐怖・・・

10月29日早朝・・・
いつもならゆっくりと眠りに就いている筈だったのだが、
ある悪夢によって私は目覚める結果となり、1日が始まった。
その悪夢とは・・・「身近な人間の死」だった。
恐らくは昨日見た劇場版木更津キャッツアイが何らかの影響を
無意識に与えたものだろうと思うのだが、それでも夢の内容はあまりにもリアルだった。

悪夢はその人が病に倒れて息を引き取った後の対面から始まる。
普通なら突然過ぎるその人の死を理解する事なんて出来ないものだが
何故かその時はその人が死ぬまでの自分自身の記憶があった。
その為にどうしてこんな事になったかと考えるより、素直にその人の死を嘆き悲しんだ。
私はその夢の中では終始涙が止まらなかった。
何の感情も表さずただ真っ白で、身体はすっかり冷え切ってしまい、
もう何もする事もないその人の状態は、夢の中だと認識できない位
死んでしまったんだと自覚させる何かがあった。

かつて私の祖父が死んでしまった時は、死んだ事をすぐには受け入れる事が出来ずに
火葬直前になってようやく涙として感情に出てきた事は覚えている。
だが今回はもう大切な人を失った悲しみが溢れかえっていて、
もう何にも考えられなくなっていた・・・しまいには言葉さえ出せなくなるほどに。
今回・・・私は擬似的にとはいえ再び誰かを失う経験をしてしまった事になるんだよね。

人間、いつかは死ぬ時が来る。そんな事は嫌でも分かる。
そして私は死ぬ事がとても怖い。何だか孤独の中で死んでいきそうな自分しか
浮かばないし、誰にも必要とされずに人生が終わってしまう気がしていたからだ。
だけど、今回の体験で自分の死とは違った形で別の恐怖が自分の中にあるんだと
ハッキリ自覚する事となった。

さっきも書いたが人間はいずれ死を迎える時があるわけで、
それは私にも家族にも友人にもそして私を支えてきてくれた
大切な人たちにも必ず訪れる(平等かどうかは分からないが)
そんな時・・・彼らの死を私は受け入れられる自信がない。
特に家族に至っては20年以上も接してきているし、幸いにも父も母も妹もいる。
今は皆揃って笑い合ったり色んな事が出来ているけど、
いつまでもずっとそう出来る訳じゃない。もし1人でも欠けてしまう事があったら
今の私にはきっと耐える事なんて出来ないだろうなぁ。
その証拠に私は夢から覚めても安堵する事も出来ず、未だ溢れてくる悲しみに
涙する事しか出来なかった・・・私は病気なのだろうか?

Posted by chronoss_shine at 01:36│Comments(0)TrackBack(0) 今日の出来事 | シリアスモード

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