2013年06月19日

自分REST@RT計画(ボルダリング初挑戦編)

【前回のあらすじ】
タイキ、ストレッチがんばる。

いきなり結果から言うと、3時間ジムでチャレンジして登れた課題は
初心者レベル課題7つ中4つクリア、残り3つは両腕の蓄積ダメージにより挑戦断念。
て言うか仮にやれたとしても壁の傾斜が結構きつかったからクリアできてたかは微妙だが。

だけどさぁ・・・この初心者レベルってさぁ、あのジムでは慣らしの為に登る程度のやつで
他のボルダラーにとっては”準備運動あるいはウォーミングアップ”でしかないんだよねぇ〜
そのレベルのやつに全力かつ必死で挑むワタクシ・・・
今回ボルダリングデビューだからと分かってはいるんだけど、
その横で他のお客さんはサクサク登っていってる訳で(小学生もいたなぁ〜)
やっぱり何か悔しいんだよなぁ〜いつか登れるようになってやると闘志には繋がったけどね。

ここからは初挑戦の感想といってみよう。

・頭では分かっててもやっぱり・・・
結構腕を酷使してしまいがちなんだよね。本当は身体全体を使って登らなきゃいけないのにさ。
それと登る前に課題のルート下見をしてから登る決まりになってるから
頭でしっかりルート組み立てたつもりになっても、身体はなかなか思い通りにいかないようです。
今回の挑戦では結構パニックになった事もありましたので。


・ボルダリングの恐怖
まずは常に怪我の危険性が潜んでいるという事。しかもそのレベルがマット敷いてるとはいえ
骨折以上も有り得る訳であって。だがそれ以上に怖いのは"クライムダウン"
つまり壁を降りてくる時だったりする。
実を言うと登っていく事自体は、体力次第で結構何とかなっちゃう。
あとは事前に下見してシミュレートしてる通りに動けさえすれば何の問題もない。

しかしクライムダウンはそうはいかない。降りる時は自由に降りてOKなので
一見楽に思うかもしれないのだが、ここに「高さ」・「疲労」・「ホールド」の3要素が
俺をパニックへと誘っていく・・・
まず「高さ」だがこれは文字通りだ。ゴール地点まで登るという事は壁のほぼてっぺんまで登るという訳で
気がつくとかなりの高さまで上がってきてる事にそこで気がつき、恐怖が芽生える。
冷静になればマットもあるわけだし、飛び降りれなくもないが、怪我の可能性が残る上に
ルール上それはよろしくない。ここまでならまだ降りれば良いだけの話だ。

だがここで「疲労」「ホールド」が俺から冷静を奪いパニックを引き起こす。
既に登りきった段階で、結構体力を消耗する訳で、その場でじっとするだけでも結構大変。
地上に着陸するまで、疲労は重なる一方なのだ。

そして「ホールド」なのだが、初心者用課題のホールドとはいえ、掴み心地や踏み心地が良い訳ではない。
しっかり加重をかけていないと、常に転落の危険がある。
頭でイメージしてた”安全な”ホールドが実際にはベストでなかったとしたら
今度は別のポイントを見つけないといけない。しかし考えていられるのは体力が続くまでの僅かな時間。


その結果、タイキはパニックになり飛び降りる事を選んだ。実に危険な選択である。
もしこれが外(山とか岩)だったら、良くて怪我確実だろう。
その後もう1度リベンジして何とかクライムダウンできたけど、それでも恐怖心は拭えなかったよ。

ジムの課題とは別に、自分自身の”課題”とも向き合う必要があるようだ。

Posted by chronoss_shine at 01:26│Comments(0)TrackBack(0) シリアスモード | 自分REST@RT計画

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