March 10, 2016

タイキ、朗読劇を堪能してみた

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2016年3月8日・・・
この日、タイキは新宿で行われた朗読劇「それから」を鑑賞してきた。
理由は某チケット販売サイトからのメールで来た案内だったんだけど
自分のスケジュールとキャストを見て購入即決!ちなみにこの日の出演者は・・・

・梶裕貴さん(進撃の巨人のエレンやGEの小川シュン)
・関俊彦さん(電王のモモタロスやガンダムWのデュオ)
・あさぽんこと下田麻美さん(アイマスの亜美・真美、ISの鳳鈴音)
・そしてはらみーこと原由実さん(アイマスの貴音、閃乱カグラの雪泉)

※作品名紹介はあまりアニメに詳しくないタイキが知ってる作品名をチョイスした結果なので
 他にもあるだろ!とかいうご指摘は今回は勘弁して(苦笑)

この日以外のキャストでもかなり豪華なキャスティングなので(詳細は上記画像参照)
週末分のチケットは完売してたからビックリ。はぁ〜副業が平日休みとれる勤務でよかったw
ちなみに平日だったこの日も、男女年齢問わず様々なお客さんが沢山訪れているようでした。
(自分の隣は制服を着た女学生さんでした。)

感想を書く前に朗読劇の紹介から入る事にしよう。
朗読劇とは、一般的なお芝居とは違い演者さん達が動き回る事はなく
むしろステージ中央に用意された椅子に座る形で、物語を読んでいくスタイル。
僅かばかりな舞台演出を除けば、ほとんど演者さんの声に全てがかかってくる

まさに声優の本領発揮とも言える演劇であろう。
しかも今回やるのは日本文学名作選として選ばれた夏目漱石の「それから」
あらすじ等の詳細についてはリンク先を参照してもらうとして(苦笑)
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※左側が朗読劇台本、中央はパンフレット

【感想】
・朗読劇としての感想

いきなり頭の悪いコメントになってしまうが、朗読劇が終わった時の感想としては
色んな意味でゾクッとした事だろう。
声優さんの演技に感激や興奮があったのは勿論の事、恐怖のような狂気のようなものさえ
感じさせるような震えがあったのも確かだ。
そしてたった4人で演じたとはいえ、物語では4人以上の登場人物がいるから
当然複数の役をこなす事になるんだけど(特に関さんとはらみー、梶さんやあさぽんは主役ポジの為)
声優さんそれぞれの特徴(個性と言うべき?)はあるけど
それでもしっかり役がちゃんと分かれて聞こえるから本当に凄い。

しかし本当に凄いと思えたのはむしろ朗読劇が終わった後の事だ。
新宿から我が家まではそれなりに時間がかかるので、電車に乗ってる間は
普段やってるゲームではなく、購入した台本を見直して改めて物語を振り返ってたんだけど・・・
台本には読むべき台詞と若干の感情表現やアクセントをつけるポイントしか
記載されていないのにもかかわらず、あの場では見事な表現力で我々観客たちを
「それから」の世界にのめり込ませていたんだよね。
今家で自分1人でこっそり声に出して読んでみてるけど、やっぱりプロは違うんだね!(当たり前だw)

・物語「それから」の感想
今回の物語は時代こそ違えど、現実にもあり得る話であって
特別凄い事が起きる話ではない。高等遊民とかの背景とかもあるけど
現代に置き換えることは充分に可能。そう踏まえて考えてみたんだけど・・・
正直あまり感情移入は出来そうにない登場人物ばかりだったな。
それでも各視点で考えてみると、気持ちは理解できなくもないんだけどね。
朗読劇だけの話だと代助視点がメインだから、平岡や三千代視点が目立たないから
ハッキリとは言えないんだけど・・・

・代助(主人公):高等遊民という背景もあるんだろうけど、肝心な時には口だけで行動には起こせず
             別の要因のせいにしがちな人間。
・平岡(主人公の旧友):現実を見て社会を生きてるけれども、家庭はないがしろ・・・
               だけど代助の裏切りに対するショックは共感できる。
               気になるのは三千代を愛していたのか否か?

・三千代(平岡の妻で代助の思い人):作品中で最も不幸な人物。病弱で身内・子供を亡くし
                        家庭でも1人がち。むしろ彼女も平岡を愛しているのか微妙だが
                        淋しさを抱き、救いを求めてるのは確か。



といった印象かな。でもクライマックスでようやく代助は社会と向き合う覚悟を
最悪な形で決める事となったんだけど、どういう結果になるかは誰にも分からない・・・
だが少なくとも家族に見放されて、友を裏切った彼のスタートは決して明るいものではないだろう。
いかなる時でも人間孤独では生きていく事は出来ないのだから。
(三千代という支えはあっても、心は支えられても現実で支えられる状況ではないし)
それでも覚悟を決めて1歩を自分の意思で踏み出せた事は決して悪い事じゃないけど。
Posted by chronoss_shine at 21:00│Comments(0)TrackBack(0) 芸能関連 | 推し事

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