July 06, 2020

【祝!】数年ぶりのBTTFシリーズ地上波放送(Part3)

見事にレディ・プレイヤー1地上波初放送に間に合わなかった記念に更新します。

2020年6月26日、3週続いた金曜ロードSHOWでのBTTFシリーズ地上波放送もこの日が最後。
今回は2の終盤のアクシデントにて1885年に飛ばされてしまったドクと
1955年に取り残されたマーティ、そして1985年Aに残されたままのジェニファーという状態での
スタートとなる。ジェニファーの場合は年鑑消失の時点でひと足早く元の1985年に居るらしいけど。

BTTFといえばデロリアンを用いたタイムトラベルによる騒動が描かれる話なのだが
3の場合は、1885年に飛ばされたドクがビュフォード・タネン(ビフの先祖)に
殺害される”未来”を知ったマーティが、再びドクの命を救うべく1955年から1885年に旅立つんだけど
今作は今までの路線を考えると少し方向性が違うんだよね。

1・2までは歴史改変やタイムパラドックスに焦点をおいて物語が進んでいったんだけど
3の場合はマーティの成長・科学者ではなく1人の人間エメット・ブラウンの物語なんだよね。
デロリアンの存在が本当の始まりだけど、大筋としてはマーティの悪癖である
”チキン(腰抜け)”が全ての始まり。この悪癖さえなければ2で迎える未来が来る事もなく
断片的に未来を知ったマーティが年鑑を買う事もなかったのだが
今回は西部開拓時代での行動によって身を以て悪癖と向き合う事となる。
一方のドクも何だかんだ自分に甘い部分を見せつつも科学者としての責任を全うしようとするも
新ヒロイン・クララとの出会いによって揺れ動くドラマがメインであり
タイムトラベルシーンは僅か2つしかない(ELB号は除外)

今までのお約束的な場面・設定も3では多少ニュアンスが変わっている。

・弱虫どころか人格者のマクフライ家(シーマス・マギー)
・マーティVSタネン一派のチェイスでマーティ初の完全敗北(スケボーがない為)
・「なんてこった!」と「ヘビーだ」の掛け合いが逆
・タネンの宿敵は実質ドク(マーティはドクを救う為の成り行き)


幼少期のタイキには未来感溢れた2015年のある2の方が好きで
西部開拓時代やドラマ要素の強い3は、あまり好きじゃなかったんだけど
大人になって見返すと、違った印象を受けた素晴らしい完結編だったと思ってる。
さて、ここからは最早恒例となってしまった地上波に対する物申しになるんだけど。
本当はこんな事俺だって言いたくないのよ?だけどさ・・・初見さん含む
この映画を好きになってくれるであろう人たちに対してあまりにも優しくない様に
物申さずにはいられない!まず改めて言っておくがカットする事自体は
止むを得ない部分があると今でも思ってる。その上で書いていくが・・・

・3作史上最も雑な切りっぷりにいい加減怒りたい!
 序盤の雑カットの多さだけでもいかんのに、ドクの幼少期・科学者の道を歩き出した
 エピソード(ジュール・ヴェルヌのやつ)丸ごとカットとか何考えてるんだよ!
 中盤にクララとの場面でジュール・ヴェルヌのトークが不自然になっちゃってるじゃん!
 今回は人間エメット・ブラウンに焦点を当てている作品でもあるだけに
 これだけは正直認められない。シーマスのハットプレゼント後にイエローハットのCMがとか
 そんなのどうでも良いんだよ!(多分偶然だと思うけど、狙ってたなら違う方向に力入れろよ)

以前、タイキはテレビ朝日「日曜洋画劇場版」とテレビ東京「木曜洋画劇場版」を
録画して観尽くした記憶があるのだが、テレビ朝日版はほぼカットがなく
開始前の淀川長治氏の解説付きもあって、CM付きであっても深みを味わえる
素晴らしい地上波放送となった。木曜洋画劇場版は、淀川氏のような解説もなく
テレ朝版と比べると多少カットはあったものの、それでも抑えるべきポイントは
ちゃんと抑えていたんだよ。だけど今回の放送版はそのテレ東版にさえ劣る編集である。
(苦労とかもあるんだろうけど、今回ばかりは言い切らせてもらう!)

という訳で翌週のレディ・プレイヤー1もあまり期待してなかったんだけど
案の定それなりにカットされてたみたいだ。
ただその分、Twitterが例のあそことんでもない事になってたみたいだけどねw
もはやコマンドー実況やバルス並みに今後も盛り上がっていくのではないだろうか?

最後にBTTFシリーズは是非ノーカットで観てほしいのはもはや言うまでもないんだけど
折角なので今回は少し違った方向でのオススメをしていこう。
今回お勧めするのは・・・小説版BTTFシリーズである。
バック・トゥ・ザ・フューチャー (新潮文庫)
ジョージ・ガイプ
新潮社
1985-09T


バック・トゥ・ザ・フューチャー2 (新潮文庫)
クレイグ・S. ガードナー
新潮社
1989-11T


バック・トゥ・ザ・フューチャー3 (新潮文庫)
クレイグ・S. ガードナー
新潮社
1990-06T



今回の映画を観て興味を持った方で・・・
「もっと深くストーリーを知りたい!」「活字読むのに全く抵抗ない、むしろ読書大好き!」
と思ってくれた方に是非お勧めしたい。
特に「1」に関しては多少映画と違う設定があるものの、登場人物たちの背景にも
細かく触れられておりある意味完全版BTTF1とも言える出来なので
運よくブックオフなどの古本屋で見かけた際には、是非手に取って読んでほしい。
むしろこの3冊の為に地元の図書館へ突っ走ってもいいレベル。
「2」「3」に関しては映画に忠実で「1」小説ほど深くはないが
それでも人物描写等はしっかりしてる(映画の未公開シーン部分にも一部触れている)ので
ファンとしてはもっと楽しめる事間違いなしです。

Posted by chronoss_shine at 05:00│Comments(0) 芸能関連