何か最近湾岸の話ばかりになってるので、たまには違う話題を書いてみようと思う。
ゲーセンから帰宅後、即座に寝ようと思ったが、意外に寝付けなかったので
録画していたドラマ「魔王」の最終回を見て寝る事にしたんだけど・・・
結局最後まで休む事なく見てしまった。
おさらいだが、ストーリーは簡単に言うと弁護士である成瀬領が
11年前に弟の英雄を殺害した犯人に対して復讐を実行していくという話なのだが・・・
重要なのは復讐相手である芹沢直人も罪を背負い苦しみながら生きているという事。
これを知ってると知らないとでは、話が大分変わってしまう。
最初はそのポイントをよく知らずに妹の勧めで見ていたので
主人公である領の復讐成功を願っていたのだが
このポイントを知ってからは、一体どうなれば彼ら2人が
救われるのか考えるようになっていった。
11年前の事件のせいで、肉親を奪われるだけでなく
直人が裁かれなかった事で復讐鬼”魔王”となってしまった領・・・
事件をきっかけに罪の意識に苦しみ、贖罪の為に警察官となり
強い正義感を持って生き続けてたのに、領の復讐により
同じように大切な人たちを奪われてしまう直人・・・
そんな彼らの叫びをドラマとして見て来たのだけれど、問題の最終回・・・
恐らくその結末は賛否両論だと思える。自分の中でも納得がいくようでいかないし
本当にあれで良かったのかなんて分からない。
だけど・・・最近のドラマの中では久々に見る価値のあるドラマだと思えたのは確かだ。